当院の基本的な理念としてとして地域に根付いた医療・患者さんから頼られるクリニックを掲げております。
困ったときに患者さんに頼られる存在になりたい、患者さんの希望に寄り添いながら生活を支えていきたい。そう思い日々診療にあたっております。
高齢化が進み、医療機関までの通院が難しくなってくる患者さんも多いと思います。患者さん本人や家族のできる限り自宅で生活をしたい/させてあげたいという希望に応えていきたいと考え当院では往診を行っております。
往診とは
病気や怪我によって医療機関まで出向くことが難しい方に対して、医師や看護師などが患者さんの居宅にお伺いして診療を行います。
在宅医療が必要となるまでの状況をよく把握している“かかりつけ医“が外来診療から訪問診療まで継続して診療を行うことは非常にメリットが大きいと考えます。
在宅医療に切り替わった際に通い慣れた医師や看護師に継続で治療を受けることは患者さんにとって精神的なストレスが少ないと思いますし、過去の診療情報を詳細に把握しているため診療面でのメリットも大きいと考えます。
通常、緊急的な医療が必要な場合は救急車を呼ぶと思います。
しかし、一刻を争うような症状ではないけれど、早めに必要な医療を受けなければ危険だと感じることもあります。
そのような突発的な病状の変化に対して、患者さんやそのご家族の要請に応じて緊急的に居宅に出向き、診療を行うこともあります。
来院が難しい方はお気軽にご連絡を
当院は患者さんの視点に立った医療を理念としており、患者さん中心の医療を行っています。往診の際も、患者さんのニーズに応える形で対応いたします。体調が悪くて医療機関まで来られない患者さんで、往診をご希望される方は、当院までお気軽にご連絡ください。
しかしながら、往診ではできない検査もありますので場合によっては来院いただくようお願いする場合もありますのでご承知おきください。
当院は車いすで受診される方のことも考慮してバリアフリーとなっております。車いすの貸し出しも行っております。
また、車からの乗り降りが難しい場合も対応いたしますのでスタッフにお声掛けください。
往診で行える主な内容
- 尿検査や血液検査
- 心電図検査
- 在宅酸素療法(HOT)および酸素吸入の指導管理
- 中心静脈栄養法(IVH)および点滴の指導管理
- 気管切開管理(気管カニューレ交換など)
- 胃瘻の交換・管理
- 褥瘡(床ずれ)の管理
- ターミナルケア(身体的苦痛や精神的苦痛の緩和・軽減、安らかな最期を迎えるための援助)
当院で往診に対応している範囲
車で片道15分以内程度を往診の範囲としております。
ご希望にお応えする形でできる限り対応しようと思っておりますのでお気軽にご相談ください。
往診範囲のおおよその目安
往診の時間帯
基本的には午前診と夕診の間の12時から15時くらいまでの間にお伺いしております。
緊急の場合は時間外でも対応いたします。異変に気付いた場合はまず電話でご相談ください。状況に応じて対応いたします。